特定秘密保護法案論説まとめ [特定秘密保護法案]
特定秘密保護法案について、公文書管理制度の視点から解説をかなり書いてきました。
ただ、本数が多くなってきましたし、ダブることは書いてこなかったので、どの記事を見れば何が読めるかを整理したいと思います。
私の基本的な立場は、秘密を管理するための統一的なしくみは必要、だが今回の法案は不備だらけで話にならないので反対、というもの。
○修正案の解説
改めて特定秘密保護法案に反対する
http://h-sebata.blog.so-net.ne.jp/2013-11-26
→簡単に反対理由をまとめたもの。一番わかりやすいかと。
特定秘密保護法案修正案を読む
http://h-sebata.blog.so-net.ne.jp/2013-11-28
→具体的な内容解説。
○修正案を見る際に必要な視点
秘密指定の期間をめぐるやり取りがズレている(特定秘密保護法案)
http://h-sebata.blog.so-net.ne.jp/2013-11-21
→秘密指定を「原則最長60年」にしたことが「改善」だと、なぜ維新の会は思ってしまったのか?
それは公文書管理制度を理解していないからだという批判。
あまりメディアでもこの視点からは解説されていない。ブログでのアクセス数が一番多かった記事。
「第三者機関」のあり方が問題(特定秘密保護法案)
http://h-sebata.blog.so-net.ne.jp/2013-11-17
→監視機関としての「第三者機関」とはどうあるべきなのかを論じたもの。
「存在する」ことと「機能する」ことは違う。
「特定秘密」の範囲限定の困難さ
http://h-sebata.blog.so-net.ne.jp/2013-11-12
→みんなの党からの修正要求で秘密の範囲が限定されたが、そもそも範囲を限定するという議論には限界があることを指摘したもの。
大臣は「特定秘密」関連の政策をどうやって精査するのか(特定秘密保護法案)
http://h-sebata.blog.so-net.ne.jp/2013-12-03
→実際に法律を施行した場合、特定秘密に関連する政策で、大臣は相談相手がほとんどいない状態に陥る可能性を指摘したもの。
○公文書管理法と秘密保護法案との関係
「特定秘密」に公文書管理法は適用されるのか
http://h-sebata.blog.so-net.ne.jp/2013-11-07
→「特定秘密」指定の間は公文書管理法が適用されない。勘違いされている方が結構いるので。
(2014年1月5日 訂正)
上記のブログを書いた後に、政府答弁が変わっており、適用されるとのこと。詳しくは↑の記事に追記した。
ただし、↓で示した公文書管理法との整合性の問題は、残ったままである。
改めて考え直してみたい。
(追記終)
秘密保全法案(特定秘密保護法案)と公文書管理法(仮説)
http://h-sebata.blog.so-net.ne.jp/2013-09-09
→まだ概要しか発表されていなかった時に書いたもの。もし特定秘密に公文書管理法が適用されたら色々と矛盾が生じることを論じた。
○がっつりと解説を読んでみたい方用
特定秘密保護法案私注を作りました
http://h-sebata.blog.so-net.ne.jp/2013-10-31
特定秘密保護法案を考える 第1回 概要
http://h-sebata.blog.so-net.ne.jp/2013-11-1
特定秘密保護法案を考える 第2回 なぜいまこの法案が
http://h-sebata.blog.so-net.ne.jp/2013-11-02
特定秘密保護法案を考える 第3回 そもそも秘密はある
http://h-sebata.blog.so-net.ne.jp/2013-11-03
特定秘密保護法案を考える 第4回 監視・検証のしくみ
http://h-sebata.blog.so-net.ne.jp/2013-11-04
特定秘密保護法案を考える 第5回 民主党情報公開法改正案は歯止めになるか
http://h-sebata.blog.so-net.ne.jp/2013-11-07
特定秘密保護法案を考える 補論 「特別防衛秘密」の闇
http://h-sebata.blog.so-net.ne.jp/2013-11-09
→この7つは、法案自体を解説したもの。
この法案がどのような経緯で出てきたのか、何が問題なのかを公文書管理制度の視点から解説したもの。
第2回から4回あたりが最も読んでほしいところです。
民主党の秘密保護法案対案を考える(上) 公文書管理法改正案
http://h-sebata.blog.so-net.ne.jp/2013-11-20
民主党の秘密保護法案対案を考える(下) 情報適正管理3法案
http://h-sebata.blog.so-net.ne.jp/2013-11-29
→この2つが民主党の対案を論じたもの。
以上になります。よろしければご参照のほどを。
ただ、本数が多くなってきましたし、ダブることは書いてこなかったので、どの記事を見れば何が読めるかを整理したいと思います。
私の基本的な立場は、秘密を管理するための統一的なしくみは必要、だが今回の法案は不備だらけで話にならないので反対、というもの。
○修正案の解説
改めて特定秘密保護法案に反対する
http://h-sebata.blog.so-net.ne.jp/2013-11-26
→簡単に反対理由をまとめたもの。一番わかりやすいかと。
特定秘密保護法案修正案を読む
http://h-sebata.blog.so-net.ne.jp/2013-11-28
→具体的な内容解説。
○修正案を見る際に必要な視点
秘密指定の期間をめぐるやり取りがズレている(特定秘密保護法案)
http://h-sebata.blog.so-net.ne.jp/2013-11-21
→秘密指定を「原則最長60年」にしたことが「改善」だと、なぜ維新の会は思ってしまったのか?
それは公文書管理制度を理解していないからだという批判。
あまりメディアでもこの視点からは解説されていない。ブログでのアクセス数が一番多かった記事。
「第三者機関」のあり方が問題(特定秘密保護法案)
http://h-sebata.blog.so-net.ne.jp/2013-11-17
→監視機関としての「第三者機関」とはどうあるべきなのかを論じたもの。
「存在する」ことと「機能する」ことは違う。
「特定秘密」の範囲限定の困難さ
http://h-sebata.blog.so-net.ne.jp/2013-11-12
→みんなの党からの修正要求で秘密の範囲が限定されたが、そもそも範囲を限定するという議論には限界があることを指摘したもの。
大臣は「特定秘密」関連の政策をどうやって精査するのか(特定秘密保護法案)
http://h-sebata.blog.so-net.ne.jp/2013-12-03
→実際に法律を施行した場合、特定秘密に関連する政策で、大臣は相談相手がほとんどいない状態に陥る可能性を指摘したもの。
○公文書管理法と秘密保護法案との関係
http://h-sebata.blog.so-net.ne.jp/2013-11-07
→「特定秘密」指定の間は公文書管理法が適用されない。勘違いされている方が結構いるので。
(2014年1月5日 訂正)
上記のブログを書いた後に、政府答弁が変わっており、適用されるとのこと。詳しくは↑の記事に追記した。
ただし、↓で示した公文書管理法との整合性の問題は、残ったままである。
改めて考え直してみたい。
(追記終)
秘密保全法案(特定秘密保護法案)と公文書管理法(仮説)
http://h-sebata.blog.so-net.ne.jp/2013-09-09
→まだ概要しか発表されていなかった時に書いたもの。もし特定秘密に公文書管理法が適用されたら色々と矛盾が生じることを論じた。
○がっつりと解説を読んでみたい方用
特定秘密保護法案私注を作りました
http://h-sebata.blog.so-net.ne.jp/2013-10-31
特定秘密保護法案を考える 第1回 概要
http://h-sebata.blog.so-net.ne.jp/2013-11-1
特定秘密保護法案を考える 第2回 なぜいまこの法案が
http://h-sebata.blog.so-net.ne.jp/2013-11-02
特定秘密保護法案を考える 第3回 そもそも秘密はある
http://h-sebata.blog.so-net.ne.jp/2013-11-03
特定秘密保護法案を考える 第4回 監視・検証のしくみ
http://h-sebata.blog.so-net.ne.jp/2013-11-04
特定秘密保護法案を考える 第5回 民主党情報公開法改正案は歯止めになるか
http://h-sebata.blog.so-net.ne.jp/2013-11-07
特定秘密保護法案を考える 補論 「特別防衛秘密」の闇
http://h-sebata.blog.so-net.ne.jp/2013-11-09
→この7つは、法案自体を解説したもの。
この法案がどのような経緯で出てきたのか、何が問題なのかを公文書管理制度の視点から解説したもの。
第2回から4回あたりが最も読んでほしいところです。
民主党の秘密保護法案対案を考える(上) 公文書管理法改正案
http://h-sebata.blog.so-net.ne.jp/2013-11-20
民主党の秘密保護法案対案を考える(下) 情報適正管理3法案
http://h-sebata.blog.so-net.ne.jp/2013-11-29
→この2つが民主党の対案を論じたもの。
以上になります。よろしければご参照のほどを。
こんにちは
通りすがりです。
私も、なんとなくこういう法案が必要かなぁと思い賛成していましたが、こちらのブログを読ませていただいて、1回廃案にしたほうがいいのでは?と思っています。
このまま通ってしまうのでしょうか・・・
by NO NAME (2013-12-04 10:43)
> NO NAME さま
コメントありがとうございます。
残念ながら与党は通す気のようですが・・・。
通ったとしても、どうやって約束している第三者機関を強固なものにするかを訴えていくしかないのかもしれません。
by 瀬畑 源(せばた はじめ) (2013-12-04 12:39)