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『公文書管理と民主主義―なぜ、公文書は残されなければならないのか―』刊行 [2019年公文書管理問題]

2019年5月8日、岩波書店から、『公文書管理と民主主義―なぜ、公文書は残されなければならないのか―』が刊行されました。

この本は、2018年7月19日に公益財団法人政治経済研究所で行った講演に、加筆修正を加えたものです。
講演前に、岩波の編集者から、公文書管理問題でブックレットを作りたいので講演を元にしたいとの依頼があり、研究所の許可をいただきました。
よって、意識的に網羅的な論点を含む講演にしています。

目次は以下の通りになります。

はじめに
1 隠蔽された公文書
2 情報公開制度はなぜ必要か
3 情報公開法と公文書管理法
4 公文書管理はどのように行われるのか
5 歴史の検証のために
おわりに――市民社会の力を
〈巻末資料〉公文書等の管理に関する法律(抄)


今まで、『国家と秘密 隠される公文書』や『公文書問題 日本の「闇」の核心』(集英社新書)で論じてきたようなテーマを、改めてわかりやすく簡潔にまとめたものになります(内容もアップデートしています)。

内容は、1章は最近の安倍政権の公文書管理に関わる不祥事の解説。
2章が一番長くて、公文書管理制度の歴史的経緯。
3、4章は法律の簡単な説明。
5章とおわりにが、今後の展望の話になります。

文字も大きく、ページ数も64頁、561円(税込)ですので、お手に取りやすいものだと思います。
どうかよろしくお願いします。



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