民主党の公文書管理問題への動き [情報公開・文書管理]
以前裁判でお世話になった情報公開クリアリングハウス理事の三木由希子さんのブログで、4月2日に民主党内部でも、「公文書管理のあり方研究会（仮称）」が結成されたことが紹介されていました。
誰が中心になっているのか気になって、少しだけ探ってみたところ、民主党の西村智奈美衆議院議員のブログの4月2日の記事に、公文書問題についての研究会を立ち上げ、自分が事務局次長になったことが記されていました。
局長が誰なのかは未だによくわからないですが、いずれにしろこの動きには注目していきたいと思います。
西村議員は3月26日に内閣委員会で公文書問題について、上川担当相に質問をしておられます。
その中で、西村議員は現在の問題を4点で簡潔にまとめています。
「私が行政文書の問題に関して大事だなと思っている視点は四つあるんですけれども、一つは、適切な行政文書が管理されているのか、保管されているのかどうかという問題。そして、その適切な行政文書が公文書館にきれいに移管されているのかどうかという問題。三つ目が、そもそもそういう文書が適切に作成されているのかどうかという問題。四つ目に、そういったその一連の作業の最中で政府の恣意性がいかに排除されるかという問題だと思っているんです。それぞれのその視点を私は持ち、ぜひ政府にもその点に留意していただいて、今後の有識者会議などを進めていっていただきたいと思うんです。」
まさにその通りだという感じです。このような理解のある議員がいることは本当にありがたいことです。
誰が中心になっているのか気になって、少しだけ探ってみたところ、民主党の西村智奈美衆議院議員のブログの4月2日の記事に、公文書問題についての研究会を立ち上げ、自分が事務局次長になったことが記されていました。
局長が誰なのかは未だによくわからないですが、いずれにしろこの動きには注目していきたいと思います。
西村議員は3月26日に内閣委員会で公文書問題について、上川担当相に質問をしておられます。
その中で、西村議員は現在の問題を4点で簡潔にまとめています。
「私が行政文書の問題に関して大事だなと思っている視点は四つあるんですけれども、一つは、適切な行政文書が管理されているのか、保管されているのかどうかという問題。そして、その適切な行政文書が公文書館にきれいに移管されているのかどうかという問題。三つ目が、そもそもそういう文書が適切に作成されているのかどうかという問題。四つ目に、そういったその一連の作業の最中で政府の恣意性がいかに排除されるかという問題だと思っているんです。それぞれのその視点を私は持ち、ぜひ政府にもその点に留意していただいて、今後の有識者会議などを進めていっていただきたいと思うんです。」
まさにその通りだという感じです。このような理解のある議員がいることは本当にありがたいことです。
瀬畑 源（せばた はじめ） さん
@hajime_sebata からのツイート
龍谷大学准教授。一橋大学博士（社会学）
専門は日本近現代政治史（特に象徴天皇制の形成過程）です。たまたま興味を持った公文書管理制度にどっぷりと浸かってしまったがゆえに、寄り道ばっかりしています。「ロスジェネ世代」ど真ん中です。
ブログタイトルは私の名前の由来。深い意味はないです。
リンクはフリーですが、貼ったと連絡をいただけると管理人は喜びます。管理人へのご意見・ご質問・ご要望等がございましたら、h-sebata□wj8.so-net.ne.jpまでどうぞ（□は＠に直してください。）
瀬畑 源（せばた はじめ）
龍谷大学准教授。一橋大学博士（社会学）
専門は日本近現代政治史（特に象徴天皇制の形成過程）です。たまたま興味を持った公文書管理制度にどっぷりと浸かってしまったがゆえに、寄り道ばっかりしています。「ロスジェネ世代」ど真ん中です。
ブログタイトルは私の名前の由来。深い意味はないです。
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先日自民党議員の政策秘書をやっている後輩に探りを入れました。彼はあまり関心を持っていないようでしたが、情報提供をお願いしておきました。自民党では野田聖子氏が熱心じゃないかといっていましたが、裏は取れていません。上川担当相は？だそうです。彼曰く、福田政権はまだ大丈夫、とか。
by so (2008-04-11 13:36)
ありがとうございます。私も民主党の議員秘書を昔やっていた友人に論文を送って探りを入れています。ちなみに、西村議員にも「歴史研究者やアーカイブズ学者の話を聞いてください」という手紙付で論文を送ってみました。見てくれるかはわかりませんが・・・。
by h-sebata (2008-04-11 19:14)