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行政透明化検討チーム会合最終回に行く [2010年公文書管理問題]

昨日行われた第6回行政透明化検討チームの会合(最終回)に傍聴人として参加してきた。

目的はただ一つ「蓮舫大臣の本気度を見る」ということ。

今回は最終回だったので、検討チームからの「論点整理」と、大臣側から提示された「最終報告」(とりまとめ)の提示があった。
議論自体はもう事前に調整済みということなのか、ほとんどなし。
ただ、松村氏、三木氏、中島氏から、検討チームの「論点整理」がどれだけ改正法案に反映されるのか、施行令の改正案なども踏まえて国会で議論してほしいという、いわゆるこの検討チームでの議論から外れることはするなよという「釘を刺す」質問があった。

これらに対し、蓮舫大臣から、まとめたものは責任をもって行うこと、運用面の問題(施行令も含め)は国会でおそらく闊達な議論が行われるだろう(ねじれ国会なので)という回答があった。

蓮舫大臣は冒頭の発言で、「オープンガバメント」「市民参加型行政」のために情報公開法改正が重要なのだということを主張されていた。
話している雰囲気などを見ると、少なくともやる気もあるし、問題を理解しているという印象を受けた。
なので、とりあえず彼女が大臣を務めている間は、情報公開法改正についてはそこまで心配しなくても良いのかなという印象は持った。
心配なのは9月の民主党代表選の結果次第で大臣が替わる可能性があるということですが・・・

今回の検討チームの一連の流れを見ていると、政権交代による効果が徐々に現れてきていることを感じる。
初めに枝野前大臣が原案を提示して、それに基づいて議論が進められたこともあり、警察を初めとした様々な抵抗があったにもかかわらず、その案をあまり後退させずに最後まで持って来れた。
ただ、その案から外れる議論はあまりできないという制限もありましたが。

この会合の結果がどのように法案に反映されるかはまだ若干不安があるので、きちんと国会に法案が出たときには追っていきたいと思う。
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