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枝野幸男氏の行政刷新相就任 [2010年公文書管理問題]

昨日、枝野幸男氏が仙谷由人国家戦略・行政刷新相から後者の業務を引き受けることになりました。
行政刷新担当大臣は、公文書管理も担当しますので、仙谷氏から枝野氏へ権限が移ったことになります。

公文書管理問題をこれまで見てきた私としては、この人事は非常に大きい。
昨年公文書管理法が制定されたときに、民主党内で修正作業にあたっていたのが、枝野氏と西村智奈美氏(現外務省政務官)と逢坂誠二氏(現首相補佐官(地域主権担当))であった。
その枝野氏が行政刷新相として公文書管理担当になったのは非常に大きいと思う。

ただ、これまでの行政刷新担当はいわゆる「事業仕分け」の方に力が入りすぎて、どうも公文書管理問題は完全に放置されている状況にあるように思う。
もうそろそろ出ていなければならないはずの公文書管理法の政令案も出てくる気配がないし。

本来、事業仕分けの前提として、公文書管理の問題もあるはずで、きちんと情報を作成・管理・保存・公開することが、結局は「無駄遣い」を減らすために必要なことだと思います。

事業仕分けはあくまでも一過性の「劇薬」にすぎません。
公文書管理は遅効性ですが必ず「良薬」になるはずです。

なお、国立公文書館のウェブサイトを見た状況だと、現在の担当官は以下の通りのようです。

行政刷新相 枝野幸男氏
副大臣 大島敦氏
政務官 泉健太氏

是非とも期待をしたいと思います。
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