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東アジア近代史学会で話します(再掲) [2009年公文書管理法問題]

明後日に東アジア近代史学会で話します。
前にも書いたのですが、書いて1日後には次の記事を書いてしまったので、とりあえずもう一度上げておきます。

パンフなどには書かれていませんが、コメンテーターに加藤陽子氏(東京大学、公文書の在り方等に関する有識者会議委員)が起用されたそうです。楽しみです。


東アジア近代史学会の大会で報告をすることになりました。
東アジア近代史学会は、大会でほぼ毎年「歴史資料セッション」を設けていて、歴史研究者だけでなくアーカイブズ関係者やその他の学会の方達を呼んでシンポジウムを開いています。

今回は、「歴史研究の立場から公文書を歴史史料として利活用してきた立場から見た法制度やその運用上の問題点は何か?」という点から話してくれとの依頼を受けましたので引き受けました。
後藤氏など行政法の方がおられるので、今回は法律解釈の話をメインにしなくて済みそうです。その分、色々と今までの経験知から不満に思っていることなどをきちんと話してこようかなと思っています。

第14回東アジア近代史学会研究大会

・日 時:6月21日(日)13時30分~17時30分
・場 所:東京大学駒場キャンパス18号館1階ホール
・大会参加費:会員1000円、非会員1500円

歴史資料セッション
「日本における公文書の管理と公開の現状と問題点―法制度とその運用を中心に―」


司会:井口和起 氏(京都府立総合資料館長)

公文書の管理と公開―法制化過程での論点―
 後藤 仁 氏(神奈川大学法学部)

公文書の管理と法―情報公開・個人情報保護・公文書館制度との関係で―
 早川和宏 氏(大宮法科大学院大学)

地方自治体公文書館における公文書の保存・公開―法制度から見た現状と課題―
 岡田昭二 氏(群馬県立文書館補佐)

公文書の公開の現状と問題点―利用者の立場からの問題提起―
 瀬畑 源 氏(一橋大学大学院博士後期課程)

韓国における国家記録資料の保存・公開・利用の現状と問題点―韓国国家記録院の歩みが語っているもの―
 金 慶南 氏(韓国国家記録院研究員)

コメンテーター
 加藤陽子氏(東京大学、公文書の在り方等に関する有識者会議委員)

(一部の報告テーマは仮題の場合があります)

学会自体は土日にまたがってありますので、興味のある方は下記のアドレスを参考にしてください。歴史資料セッションの趣旨文も掲載されています。
http://wwwsoc.nii.ac.jp/jameah/14taikai.htm

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