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東京裁判関係資料の公開 [情報公開・文書管理]

すでに新聞に取り上げられているのでご存じの方も多いと思うが、東京裁判関係の法務省資料が公開された。
国立公文書館によると、公開されていなかった約2500冊の簿冊が、来年度中には公開の手続きが取られるようである。

この資料は、私の先生が、ずっと前から存在は知っているのだが見ることができないと話していたものである。
ただ、情報公開法等の関係で、個人情報の部分に「要審査」が入るようなので、実際に「個人に関わる私的メモ、日記、手記等」(国立公文書館HPによる)がどこまで公開されるかは未知数である。
少なくとも、厳密に法を適用した場合、今まですでに公開・公刊されている事実が書かれている資料については出てくるだろうが、そうでない資料は黒塗りされる可能性は十分にありうるように思われる。

なお、国立公文書館には不服申し立てを館長に対してできる制度がある。
先日会った情報公開に積極的な弁護士の方が、その不服申し立てが行われた際の検討委員会のようなもののメンバーらしく、国立公文書館で黒塗りされたものがあるのであれば、積極的に不服申し立てをしてほしいということを言われた。
なので、もし黒塗りが激しい場合は、諦めるのではなく、積極的に不服申し立てをすることも考えて良いのではないか。裁定がひっくり返る可能性はあるように思う。

さて、この記事にて、今年の更新は終了します。
ブログを初めて半年経ちましたが、総閲覧数は7000を超えました。
多くの方に見ていただけたことに本当に感謝いたします。
まだ裁判が続きますので、しばらくは1~2週間に1回ぐらいの更新ペースを保ちたいと思います。
来年もよろしくお願いいたします。


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