大宮法科大学院ロード法律事務所 [訴訟関係]
今週の水曜日、大宮法科大学院に打合せのために行ってきた。
なぜ大宮法科大学院が関係あるのかというと、私の弁護を務めてもらっている近藤卓史弁護士が教授をしている学校であるからだ。
私は近藤先生から、この裁判を大宮法科大学院のリーガルクリニックの実務演習に使わせてほしいという依頼を受けていて、それを了承していた。
リーガルクリニックとは、正確に言うと「大宮法科大学院大学リーガルクリニック・ロード法律事務所」という。
ここでは、弁護士教員が受任した事件の補助を学生が行い、法実務を学ぶという、法科大学院の臨床教育が行われている。
大宮法科では、民事、刑事、情報公開の3つのクリニックを開設しており、私の事件はその「情報公開」のクリニックで取り上げられている。
今回の打合せは、1回目の裁判に来てくれた学生さんが調べてきた他の判例の報告と、私が担当になっていた宮内庁への反論の部分の説明が行われた。
最終的には、クリニックの学生がこちら側の反論の準備書面を作るということになっているので、どの学生も真剣に話を聞いてくれた。
ただ、「学生」といっても、夜間部の学生がほとんどで、要するに「社会人」の方である。
私よりも明らかに年上だろうし、社会でキャリアのある方がぞろぞろとおられるので、「学生に話している」というよりはむしろ「先生に話している」感じだった。
近藤先生の話だと、医者などもいるらしく、弁護士資格を取ろうとする人が色々な分野から入ってくるようだ。
終わった後で、近藤先生と情報公開クリアリングハウスの三木由希子さんと飲んでいたのだが、お二方とも国立の住民運動関係とえらくつながりの大きい人だということがよくわかった。
一人か二人挟むと、知り合いがざくざく出てきそうな感じであった。
1ヶ月後に学生さんが準備書面を用意し、それをもとに再度会議をするということになった。
どのような書面ができるのか楽しみである。
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