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「愛子さま欠席問題」について思う [天皇関係雑感]

昨日の読売新聞の記事。引用します。

愛子さまが今週初めから学校欠席、不安訴え
3月5日16時51分配信 読売新聞

 宮内庁の野村一成・東宮大夫は5日、皇太子ご夫妻の長女で学習院初等科2年の愛子さま(8)が、腹痛や学校生活の不安を訴え、今週初めから学校を欠席されていることを明らかにした。

 野村大夫によると、愛子さまは、2月22日から37度台の発熱など風邪の症状で欠席。今週になって症状は回復し、ご夫妻も促して3月2日に一度登校した。しかし、その前後から腹痛や登校への不安感を訴え、登校したいとの意欲を示しながらも、3日以降、欠席が続いている。理由として複数の男児の乱暴な行動を挙げられたという。野村大夫は「公の立場の方が1週間学校に行かれていないということで説明した」としている。

 学習院の説明によると、昨年7月から11月にかけ、2年生の別のクラスの男児数人が、かばんを投げたり、大声で騒いだりして学年全体が荒れていた時期があり、保護者からも苦情が寄せられた。愛子さまは2日は4時限目の国語の授業だけ出席したが、帰り際、以前騒いでいた男児2人が急に走り出し、ぶつかりそうになった。学習院は「以前のこともあり、怖い思いをされたのではないか」としている。

 学習院の東園基政・常務理事は「他の迷惑になる児童がいたことは事実だが、現在は沈静化している。愛子さまが直接、いじめや暴力の対象になったことはないが、3年生のクラス替えなどの際に配慮し、保護者にも規律順守を改めて呼びかけるなど早急に対応したい」と話している。
(引用終)

おそらく今頃、各週刊誌の記者は原因追及のために飛び回っているのだろうなあと想像する。たぶん来週には各週刊誌にさまざまな論評が掲載されることでしょう。

今回あえて東宮職から自発的に問題を公開したのは、先に公表して自分たちはこの問題を把握してしっかり対応しようとしているということを示して、有利な第一印象を付けておきたいということがあるのだろう。
また、おそらく隠しておいても、長期欠席していることから色々と勘ぐられるし、さらに学習院関係者や同級生の親などからの週刊誌への情報提供などで必ず記事になるだろうから、後で追いつめられて出すよりはという考え方もあったのだろう。

今の情報では実際に「いじめ」があったのかはよくわからないが、ただ「登校拒否」になるということは相当に厳しい状況があったことは推測できる。
ただ、雅子妃バッシングの続く中では、ひょっとすると「たいしたことではないのに登校拒否を許すなんて皇太子夫妻は甘い」みたいな論調も出てくることが予想される。

ただ、あくまでも推測であることを前置きしておくが、要するに学習院ですら「皇族への敬意」というものが薄れているということなのかなと思う。
小学校低学年の子供は、どこまで皇族というものを理解しているかはわからない。でも、例えば親が皇族への敬意を持っているような家庭に育った子供なら、少なくとも同学年の皇族に対して、問題になるレベルの「暴力」という行動にいきつくことはないだろうと思うのだ。
もちろん親への反抗で逆に暴力に走る可能性もありうるが、その場合は事実を知った際に親が全力で止めるだろう。

特に、いまの愛子内親王と同学年の生徒達は、彼女と同級生になる可能性があるとわかっていて学習院の入学試験を受けているはずなのだ。少なくとも、皇室に対してまったく無関心、もしくは反皇室的な家庭に育ったとは思えない。
こうなると、やはり雅子妃バッシングの影響もあるんだろうか・・・。

最近、学習院に通わない皇族が増えてきたのも、結局はそういった学習院気質の変化に気づいているということなのかもしれない。「学習院に通うメリット」がなくなってきたということかなあと。

来週の週刊誌は注意して見てみたいと思います。

追記(3/11)
とりあえず主要な5誌を立ち読みした。さらっと読んだだけなので勘違いもあるかもしれないが、各誌スタンスの違いがあって面白い。

『女性自身』・・・完全に皇太子夫妻擁護一色。良くも悪くも当たり障りなく。
『週刊女性』・・・皇太子夫妻擁護が基本だが、批判する声もさらっと紹介。
『女性セブン』・・・上記2誌よりも発売が2日遅いせいか、非常に詳細な記事。一番読み応えがあったしバランスもそこそこ取れていたような。
『週刊文春』・・・元々皇太子夫妻擁護派なのでバランスを取ろうとしている。学習院批判が強い。学習院関係者の話はかなり詳しく聞けている印象。
『週刊新潮』・・・雅子妃バッシングの筆頭だけあり、悪意すら感じる皇太子夫妻・東宮職批判が強い。愛子内親王の素行の話も取り上げており、被害者にも問題があったのではと取られてもおかしくない記事で、さすがにこれは引く。

なかなかこの話は長引きそうな感じだ。新学期からどうなるか・・・
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愛子さまの海外留学報道は否定

一部週刊誌による海外留学検討の報道は、定例会見で否定されています

①2010年7月8日、9日の定例会見
http://sankei.jp.msn.com/culture/imperial/100710/imp1007100701001-n1.htm
②2010年7月23日の定例会見
http://www.asahi.com/national/update/0723/TKY201007230613.html
週刊誌の記事そのものが破たんしており、突飛な噂を流したいだけのようです
ある記事には「内廷費から留学費が出せない(不足する)ので、他省庁の予算をかきあつめる」というお笑いも入っていました


by 愛子さまの海外留学報道は否定 (2010-07-30 08:33) 

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