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公文書管理法案、衆院本会議可決 [2009年公文書管理法問題]

先程、公文書管理法案が衆院本会議で全会一致で可決されました。
あとは参議院です。自民民主公明共産社民の共同提案の修正案ですから、もめることもなく通過することと思います。
ここまでこればもう安心です。

さて、昨日の内閣委員会での議論について、少しだけフォローしておきます。
基本的に質問には修正案提案者が答えるので、自民党の質問には上川陽子議員(元公文書担当大臣)が、民主党の質問には枝野幸男議員が答えるということで、あらかじめ詰めておきたい議論を予定調和で行ったということだと思います。

確認されたことでもっとも重要な点は、国立公文書館の体制が貧弱なので、そこに対する予算や人員の割り当てをきちんと行うことが政府も含めて確認されたことであろう。きちんと予算をつけてほしいと思う。
また、この法案に基づく政令が作られるときは、パブリックコメントを求めることになるとのことである(政令を作るときにはそうすることが通例だそうです)。もしまずい政令が作られたときには、きちんとパブコメを出さなければならないと思う。

これ以外の所は、修正案の解説に混ぜながら書きます。次回から、今回修正された部分についての解説を数回かけて書きたいと思います。
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